- 講座内容 -

逆子といえば至陰と三陰交というイメージがあります。鍼灸師の教科書にも、助産師の教科書にも、ネットの記事にもあります。多くの研究でも至陰と三陰交は逆子が治りやすくなると証明されています。ですが、それがもっとも有効な手段なのでしょうか？鍼灸師が料金を頂いて行うべきことなのでしょうか？研究では妊婦さん自身でお灸をして約80%~90%くらいは治っています。つまり、鍼灸師がやらなくても自宅でお灸をしてもらえば治りやすくなります。鍼灸師がやるべきことは至陰と三陰交へのお灸ではありません。

現代の科学による観点と200例以上の症例データから、逆子のケアで鍼灸師が行うべきことを考えお伝えします。

- 目的 -

逆子ケアセラピストの講座では、逆子の妊婦さんに限らず一般の妊婦さんに対してのサービス、一般の治療も向上を目指しています。逆子ケアについてのトータルケアを学ぶことで一般の治療に活かせることは多くあります。逆子だけでなく、全ての患者さんへのサービス向上を目指します。

curriculum

1.逆子ケアセラピストと逆子について

○逆子ケアセラピスト
・逆子ケアセラピストとは？
・資格取得のメリット
・取得後の5つの特典について

○逆子について
・逆子について
・逆子が治らない原因
・逆子が治らない妊婦さんの状態
・逆子と冷えの関係
・逆子体操について

2.逆子治療について(前半)

・逆子ケアセラピストの意義
・逆子治療への既成概念と現状
・逆子を治すもっともいい方法
・逆子治療で行うべきこと
・逆子治療でもっとも大切なこと
・評価対象
・体と心の評価

3.逆子治療について(後半)

・逆子治療の評価
・逆子治療の基本
・至陰の効果とメカニズム
・お灸と鍼とマッサージの選択
・マッサージの効果と目的
・鍼の効果と目的
・お灸の効果と目的
・逆子のセルフケア種類と目的

4.説明の重要性について

・逆子ケアで説明が最も重要な理由
・説明に理由が必要なわけ
　 - 不安を解決するため
　 - 続けてもらうための説明
　 - 相手に必要な理由を伝えるため
・逆子に対する説明の現状
・鍼灸師の説明の現状
・説明の影響力と付加価値

5.実際の逆子治療とその統計

○治療のながれ
・問診票
・問診
・横向きでマッサージ
・仰向けでマッサージ
・頭部のマッサージ
・至陰に知熱灸 / 鍼

○説明のながれ
・逆子についての説明
・治らない理由についての説明
・治るかどうかの説明
・鍼灸の効果とメカニズム
・逆子体操と冷え
・これからについて

○逆子治療の統計
・49歳 第2子 37週治
・第5子 36週治
・36週開始 38週治
・離婚調停中 自営業
・37週逆 37週開始 38週治 etc...

6. 妊婦さんと向き合う方法とまとめ

○妊婦さんと向き合う方法
・逆子治療におけるニーズ
・満足度について
・傾聴について
・リピートの増やし方
・上手くないのにリピートする理由
・リピートに技術は必要ない理由
・期待に応え続ける方法

○まとめ
・資格取得のメリット
・5つの資格特典
・ハーブティーの成分

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